なんでもない小説についての話1

小説を書いています。

まだ一年も経っていないですが、小説を書いています。

これからする話は小説を書く人にしかわからないことだと思います。

もしかしたら、想像力が豊かな方は普段の生活でも体験することかも知れません。

私は想像力が乏しい方ですが。

 

さて、本題に入りますと。

物事について描写するとき、ごくごくたまに文章内の情景がなめらかに動くことがないですか?

私はたまにあります。

 

たとえば、「ムシコロリは歩いた」という例文があったとします。

ここで登場する「ムシコロリ」は架空の人物でオタクです。

しかし、これだけでは、いつ、どこで、どんなオタクが、どんな歩き方をして、どんな表情で、どれだけ腕を振って、早足か、それとも足を引きずっているのか、そもそもなんで歩いているのかがわかりません。

何が言いたいかというと、「前提条件となる情報が圧倒的に不足している故に不鮮明」なのです。

 

しかし、全ての前提条件を描写していたら、それだけで短編小説くらいにはなりそうです。

じゃあ、どうすりゃいいんだってなるんですけど、私には詳細な解決方法がわかりません。

アホなので。

それを言ったらこの文章の意味がないので、とりあえず出せる例だけ出してみると

「常識を使う」としか考えられません。

 

あくまで私の意見ですが。小説を読むような人が「歩くってなんだろう?」っていう疑問にはあまり至らないと思います(哲学的なものは除く)。

詳細には答えられなくても、歩くという行為はどのようなものか、なんとなくは知っていると思います。

体験したことがあるかないかは別の話として、歩くという行為の動作、音、感触。まあいろんなものがあります。

もちろん世の中には色んな方がいるので、そのどれも体験したことのない方もいらっしゃいます。

けれど、今回は歩くという行為について知っている(型や音等を知っている)として話を進めます。

 

まあ、何が言いたいかっていうと。

5W 1H(いつ、誰が、どこで、何を、なぜ、どのように)が直前、または最初の情景描写の時点で示されていれば、自然と創作物の中の人はなめらかに動くと思っています。

簡単な例で行くと

 

いつ:仕事帰りの深夜二時、

誰が:二十代女性が、

どこで:明かりが少ない路地裏で、

(何をは省略)、

なぜ:後ろから聞こえてくる足音から逃れるため

どのように:早歩きで

歩いていた。

 

とかですかね。なんとなく女性の心情がわかってきます。

しかし、キャラは人間です。どんな人かはわかりません。腕っ節の強い人かも知れないし、警察官のおとり捜査かもしれません。さっきも言ったとおり、世の中には色んな人がいます。というか男性である私でも怖いです、そういう状況。

しかし、なんとなくは想像できてしまうのです。

実感として、いろいろな人が「人はこうあるはずだ」という偏見を持っています。それは私の力ではどうしようもないことです。世の中全体で変えていくしかありません。

そして、今はその話をしていません。あくまで仮想の世界、小説のイメージについて語っています。なので、ジェンダー論等はここでは省きます。

 

話を戻します。

5W1Hの一つだけでも、全然印象が違うことを示そうと思います。

 

例えば、フォーム。これは「HOW(どのように)」ですね。

スタスタと歩くのとノソノソと歩くのでは、フォームが違いますよね?

スタスタは膝が比較的伸びていて、ノソノソは曲がっている感じがします。

キャラクターが行動するのには理由があります。

スタスタ歩く理由としては、

1.そういう性格

2.状況が切迫している

3.ダイエット中(トレーニング中)

4.なんとなく

など色々あります。が、フォームから思いつくイメージはなんとなく共通しているはずです。つまり、キャラクターの性格、状況等が事前に示されていれば、行動したキャラがどのような考えで動いたかをある程度は推察することができます。よって、たった一文だけでも十分に動作の解像度が増します。

 

例えば、音。キャラクターは革靴を履いていたとしましょう

そこはどこですか? どんな音がしますか?

地面が、アスファルトだったら、土だったら。トンネルだったら、室内だったら?

響き方が違いますね。読み取れる感触も違います。

 

 

つまり、何が言いたいかというと、

「人によって置かれる立場や状況が違っていることを皆無意識に知っており、人が文章を読むとき、物語中での行動や発生する現象にはある程度の常識に従って感情移入する」

ことだと思います。たぶん。

まとまりませんが、ダラダラと書くと読むのも疲れてしまいます。

続きはまた今度やるかもしれません。

やらないかもしれません。

なんとなく書いただけです。

 

あと、最後に宣伝を。

私はラブライブ!サンシャイン!!の二次創作をやっています。

そして、九月二十三日に東京ビッグサイトにて開かれる僕ラブ20にて、高海千歌×桜内梨子のちかりこ小説合同誌を頒布致します。

公式サイトは以下になりますので、どうぞよろしくお願い致します。

公式サイト:

http://www.im-creator.com/free/mushio/chikarikodelight

 

同人活動諸々の報告1

蒸し暑いワンルームの端っこでTwitterを眺めて適当なツイートの「猫」を「ネコ」に変換する日々を送っています。

ムシコロリです

 

昨日、Aqours 3rdライブのLVを観に行きました。

あまり語りませんが、死ぬほど汗と涙を流したので来週(今週)も行きます。

サイリウムを振っていたせいか、肩凝りが解消しました

Aqoursはすごいんだよ!(大声)

 

最近は印刷会社様にサンプルを頼むのが楽しくて表紙用紙を触り続けています。

個人的に表紙用紙は「モデラトーンGA」 「ボス 雪 160kg」 「キュリアスIR ホワイト 206.5kg」 辺りが好きです。遊び紙は「アートスリーブ ドット 白 35.5kg」とかタント系

ちなみに本文用紙は「書籍用紙 クリーム 72kg」辺りが欲しいなあと思ってはいるのですが、比較的安価なオンデマンド印刷では厚めの90kgまでしかないのでたぶん刷るときはオフセットになるのかなあ……と思います。

 

 

さて、私事ですが、9月23日の梨子誕(僕ラブ)にて、ラブライブ!サンシャイン!!の高海千歌×桜内梨子のカップリングである「ちかりこ」の小説合同誌を発行することとなりました。

6月に別のちかりこ合同がでてるだろうという声もなんのその、懲りずに(200~250P?という)超大ボリュームのちかりこ小説合同を企画しています。

現在時点で素敵な16名(うちイラスト1名)が集まっていただき、何名かからは既にプロット等もいただいているのですが、とてつもなくエモい合同誌になる予感がしています。

一読者としても読めるのが楽しみです。

そして、現在のメンバーですが

イノマー

ハツキ

Mana

ユアタ

高城キジトラ

ダイス

逆針

クマッガイ

サク

三月

げんじ

野良如来

神崎海月

有人機

水瀬茉莉

いんげん暁

となっています。参加者様のTwitter等は公式サイトリストにまとめておいたのでご確認いただけると嬉しいです。

 

また、金銭的余裕があれば個人誌も出そうと思っています。詳細はまた今度……

ムシコロリです

毎日「にゃーん」と呟きますが犬派です。

野良猫が好きです。
道端で見かけるとつい顔が緩んで、心が「にゃーん」と温まります。
猫という生き物はなんと素晴らしい生き物だろうかと毎日思っていますが、にゃんと犬派です。
DBT(どうぶつ。大仏ではない)48というアイドルグループがあったならば、間違いなく猫ちゃんを推すでしょう。
犬が好きな理由はよくわかりません。
人生はそんなものだと割り切っています。


はじめまして。
ムシコロリともうします。
田舎で社会人をやっています。仙台市のすみっこに住んでいます。
山に比べて雪は降らない、けれど降るときはまあまあ降る。そんな地域です。
家の周囲にはなんにもありません。
何かがあるとすれば、ファミリーマートがあります。
しかし、好きなコンビニはセブンイレブンなので、早く参入してこないかなあと時々思いますが、家の近くに来たところで旨味がなにもなく、少ない客の取り合いで両者共倒れになるのが想像できるのでやっぱり来なくていいです。

私は本が好きです。週に三度は本屋に行きます。
小説を読みます。文庫本をよく買います。
といっても手持ちの冊数はそこまで多くないので、しばしば本屋を訪ねる理由としては店の雰囲気が好きなのかもしれません。
読むジャンルはミステリ系。ホームズは未履修なので、ミステリファンの方はごめんなさい。

本、といえば漫画も好きです。
アイシールド21が好きです。あと、メジャーな週間少年ジャンプ作品なら大体。
熱い展開のものが好きです。ただ、ラブコメや少女漫画はあまり食指が伸びません。
さらに本の話をしますと、小説も書きます。
二次創作小説を書いています。昨年の十月に書き始めて、同人誌も一冊刷りました。
イベントにも出て、予想より売れました。
予想があまりにも低すぎたのかもしれません。
あるいは、ジャンルの人口を少なく見積もりすぎたのか。
自分で描いた表紙やブースのディスプレイがよかったのか。
よく読んでくださっている方々のリツイートのおかげか。
今となってはもうわかりません。
けれど、本を買ってくださった方々に改めてお礼を言わせていただきます。
ありがとうございました。

好きな季節は冬直前の秋です。
冷え性なので寒いのは苦手ですが、空気が少しだけピリッとなるのが好きです。
それ以外は特に好きなところがありません。語ることもありません。

そうそう。
この「滅ばぬ先の鵺」いうブログタイトルに意味はありません。
何か意味がありそうですがありません。
このブログにも意味はありません。
気まぐれで創作論などを書く予定ですが、正直なろうの解説小説でも読んでいた方がずっとマシです。

タイトルの話に戻りますと、最初は響きだけで「転ばぬ先の杖」的なブログタイトルを考えていたのですが、その系統のブログタイトルは既に何百とありました。
そして、かなりの割合で意識高い系のおじさんのブログでしたので、そんな先人たちをリスペクトしつつ自分なりに変えるならこうだろうということで、滅ばぬ先の鵺というタイトルに決めました。
フィーリングです。
意味はありません。

しかし、あえて意味をこじつけるならば
・転ばぬ先の杖
 転ぶ前に用心して手に杖を持つべきだということ
・鵺
 よくわからないもの
を組み合わせて
視野狭窄で滅ぶ前に、よくわからないものを受け入れようぜ」ってことでしょうか。
適当です。意味はありません。

そんな意味のないブログですが、どうぞよろしくおねがいします。